ふずブロ

ECショップやサービスを運営する人が日々の徒然を語るブログ。

マーケティング担当はSketchでラフを描けるようになるべし

以前はマーケティング担当として働いていた自分ですが、元々「自分で作りたい」という気持ちが強く、会社で働いている時も週末などの休みで開いている時間には自分でHTMLなど書いていました。

今では、Webサイトの制作も出来るようになり、マーケ担当兼制作としてフリーで働いています。

そんな僕が、マーケティング担当が仕事の幅を広げ、かつ仕事を円滑にまわすために重要だと思うのが、「ラフの作成」です。

一般的な企業だとマーケティング担当とは別に制作の担当がいるので、マーケティング担当が企画を立て、制作担当が形にしていくというケースが多いのではないかと思います。

ただ、このやり方って時間のロスがむちゃくちゃ多いです。マーケティング担当の頭のなかにあるものを、制作に伝えるというのがまず大変。イメージがすぐに伝われば良いのだが、伝えにくい新規ものの場合だとマーケティング担当の質によっては、制作に多大なる迷惑がかかる場合があります。

どんなときに迷惑がかかるかというと、「殴り書きみたいなラフ」「文章が決まってない」「イメージがない」「根本的に構成がぐちゃぐちゃ」など、結構よくありがち。そんな企画だと、制作側のフラストレーションはたまる一方なので、本当に気をつけてください。

そんなマーケティング担当は一度、ページ全体のラフを作成してみてください。制作の方の気持ちが理解できると思います。

細かなところは制作の方が専門なのでお任せしても大丈夫です。マーケティングの企画者としてやっておかないといけないのは、「構成をしっかり作ること」と「文章・キャッチコピーを一通り作成すること」、「ページのイメージ」です。「ページのイメージ」は参考ページとかで問題ありません。

この3つができていれば、制作としてはかなり負担が軽減されます。

そして、そのラフをもとに、制作者の方が話をできるので、円滑に話が進みます。慣れてくると、コーディングしやすいラフを描けるようになると思います。

ラフをつくるときは「Sketch」が便利です。デザイナーの方はイラストレーターなどで作成している方もいると思いますが、マーケティング担当なら断然Sketchがオススメです。

Sketchの最大の特徴はPowerPointのように作成できるので、とても簡単な点です。今、エクセルやパワーポイントでラフを作成してる人は、乗り換えをおすすめします。圧倒的に作成が楽です。

Sketchを使ってきれいなラフが描けるようになれば、制作の仕事はただコーディングするだけになりますので、仕事が驚くほど早く進むようになると思います。

世の中の全てのマーケティング担当が制作のことまで考えたラフを作成出来るようになれば、驚くほど業務がスムーズに進むと本気で思っています。

ぜひSketchでラフ作成をお試しください。(最後Sketchの宣伝みたいになってしまいましたが回し者ではありません。)

それでは素敵なSketchライフを!

Sketch - Professional Digital Design for Mac